治山

国土を災害から守り安全な環境を

治山事業は国土の保全・水資源のかん養等の森林の持つ公益的機能の維持
向上に資することを目的としています。

当社では
森林の荒廃状況の調査、崩壊地や荒廃渓流、地すべり地等に対して
調査設計を行っています。
また、自然公園施設等の調査設計も行っていて、登山道や園路など
自然環境の特性を把握し、利用形態や到達性など条件の違いによって
様々な施設の調査設計を行っています。

渓間工

渓流内にて渓岸浸食が拡大し大量の土砂が下流の小川まで流出。

荒廃区間の延長が長いため谷止工を階段状に計画。後に荒廃区間 の末端に流木捕捉機能を有する谷止工(スリット)を計画。

継続的に渓間工が設置されている渓流の末端に流木捕捉機能を有する 谷止工(スリット)を計画。

スキー場跡地にて山腹崩壊が発生。 発生源である滑落崖に法枠工を計画。

林道

森林を維持するために

林道は、多面的機能を有する森林の適正な整備及び保全を図り、効率的かつ
安定的な森林経営を確立するために必要不可欠な施設として位置付けられている。

当社では
新規に開設する林道のルートの調査設計や既存林道の改良、補修の調査設計、
林道の橋梁等の構造物に関する調査設計及び点検、補修設計などを行っています。
また、豪雨災害等の災害被害を受けた林道施設に対して速やかに復旧させるための
災害対策調査設計も行っています。

 

林道災害復旧

豪雨により林道法面が山腹斜面に後退し崩落。

対策として法枠工を計画。

急峻な場所での林道拡幅 林道メタルロード工法(立体ラーメンプレハブ桟道橋) 冬季隧道(プレキャストボックス)

橋梁点検車を使用した林道橋点検 変状・劣化の進行を点検により把握し、適切な補修・補強 工法を選定の上詳細設計を行います。